2020/10/05 00:00
「紅葉」こちらの字を皆様はどう読まれますか?
「もみじ」「こうよう」と呼ばれる方が多いと思います。
筆者はどちらに読めばいいのかはっきりとした自信が欲しく、少し調べたので皆様と
共有できればと思います。
結論を言ってしまうとどちらも正解です。
ただ「もみじ」「こうよう」のどちらで読むかによって意味が少し異なります。
紅葉を「もみじ」と読むのは熟字訓といわれる読み方で、熟字訓とは漢字1字に読み方をあてるのではなく
熟字(2字以上)に訓読みをあてた読み方の事です。
訓読みは日本由来の読み方の事で音読みは中国由来の読み方となります。
訓読みはそれだけで意味が分かるものが多く、音読みはそれだけでは意味が分からないもの
がおおいといわれています。
例えば「草」という漢字がありますが、音読みで「そう」。訓読みで「くさ」。
どちらがわかりやすいか一目瞭然ですね(^^♪
しかし熟字訓に関しては読み方を知っていなければ、全く読み方がわからない事にもなりえます。
それでは紅葉の意味についてのお話を。
まず紅葉(もみじ)は「木の葉が黄・赤色にかわること/その色づいた木の葉のこと/カエデ類の木の別名」
の意味として用いられます。
紅葉を「もみじ」と読むと上記のような意味となりますが、「こうよう」と読むならば
カエデ類の木の別名の意味を指さなくなります。
このように紅葉を「もみじ」「こうよう」のどちらかで読むかによって、意味が少し異なるので
覚えていると、今年の秋に役に立つときがくるかもしれません(^^♪
今年の嵐山の紅葉はどんな景色をみせてくれるのか、今から楽しみです。
