2020/07/16 09:00
今日は年齢とともに変化していく記憶力についてのお話です。
記憶力があるなしについては実は個人差がないようです。
心理学者のエビングハウスさんいわく「人間は忘れる生き物」であり、覚えても何もしなければ忘れるのが当然らしいです。
得た情報は時間が経過すればするほど忘れていき、思い出せなくなってしまうんだとか。
しかし一旦覚えたものを早い段階で復習すれば、すぐに思い出すことができるとされています。
また記憶力がないと感じる方(筆者は正にそう)には特徴もあるようです。
・自身が記憶力がないと思ってメモを多用する。
これはメモを取ったことで、まるで覚えたかのように錯覚してしまうからだそうです。
メモを取ったことは覚えたわけではないので、メモを頼りにし過ぎる方は記憶の仕方を間違っている場合が多いんだとか。
・周囲に頼りすぎる
本来自分が覚えなければいけない事を周囲の人に伝えて「私が忘れたら思い出してね」と他力本願になってしまうタイプ。
誰かに頼ってしまったことで、覚えておかなければダメという切迫感が抜け落ち、記憶する力が損なわれるようです。
・ストレスや睡眠不足
脳がストレスと戦っているときは、覚えたり復習する余裕がなく記憶力は自ずと低下してしまいます。
また日中に経験したことは、眠ることではじめて記憶として整理されるため、睡眠不足になることで記憶の定着に
影響が出るようです。
記憶力が落ちてきたかなと感じる方は何かしら当てはまるかもしれません。(筆者は全て当てはまりました)
ここからは記憶力の低下を防ぐ方法を記載したいと思います。
・人に教える
非常に効果が高く、人に教える場合その内容を自分ですべて理解しておく必要があります。そして自信のない説明を
すれば必ず質問が返ってきます。説明というアウトプットをしながら、話の筋道や整合性を整理することが、記憶の
強化に繋がるようです。
・声に出し、字を書く
覚えたものを声に出す、もしくは字で書いてみるというアウトプットの作業をすることは、同時に再び復習するという
インプット作業をしていくことになり、記憶の定着させてくれます。
・運動する
運動は脳以外の機能をフル活用し、記憶力低下の原因となるストレス軽減になり、気分転換をすることで脳が新たな
インプットを受け入れようとし、記憶の低下に歯止めがかかります。
上記でご紹介した方法はあくまでも一例ですので、個人にあったやり方で記憶力アップを目指してみては
いかがでしょうか。
これからも新渡月は皆様の記憶に残り、そして一生の思い出となれるお店となれるよう頑張ります。
※ここだけのお話
筆者は新渡月の定休日を把握しているにも関わらず、定休日にブログをアップするという愚行に及びました。
記憶力が悪く誠に申し訳ございません(笑)
